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    どうする?日本のお産 in長野 ディスカッション大会

    2006.10.02 Monday
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      午後のワークショップ 次々とアイディアが貼りだされる  各地で崩壊が始まっている「お産の場」をどう守っていくか? 今年5月に横浜大会から開始され、全国9都道府県をリレーして開催されている「どうする?日本のお産 ディスカッション」長野大会が10月1日(日)、長野県上田市上野が丘公民館で開催されました。
       主催は上田市産院の存続活動がきっかけで発足した「出産育児ママネットワーク PUM(Pop Up Mom)」子供をおぶりながら、授乳しなが活動してきたお母さんたちです。(速報報告:文責:usiki@篠ノ井 会の詳細は主催団体にお問い合わせください)
       
                 写真:午後のグループディスカッション 次々とアイディアが張り出された


       全国で病院に常勤する産科医師が全く足りておらず、それが妊婦にふりかかってきていて、「施設を選ぶ」どころか、分娩を予約できる施設を必死で探さないと「産めない」ところまで来ているという惨状が早乙女智子医師(ふれあい横浜ホスピタル)から報告されました。
       また、報道にふりまわされずしっかり議論しなければならない問題が山積していると指摘されていました。



       会場では一般参加者44名、医療者40名、行政または教育機関8名、報道8名という多彩な参加者を得、白熱のディスカッションが行われました。

      会場からも次々と意見が出されました。
      (医師)
      「『分娩施設の集約化』の内容が誤解されたまま広がっている。大学が今必死になっているのは2次(救急)医療の崩壊を防ぐための集約化・効率化です。開業医院はいらないとか助産所出産をやめろとか一言も言っていない。マスコミ報道が浅いのではないか。実態をちゃんと調べて将来を見据えた報道が必要」

      (母親)
      「上田市産院は幸い存続が決まったが、上田地域には麻酔科医が常勤している病院はありません。ハイリスク妊婦が困るだけじゃない。救急車はみんなどこへ行けば良いのですか?(総合病院として機能していない)国立長野病院をみんなで何とかしなければ」

      (マスコミ)
      「次の世代が生む場所に困らないように、命をつなぐということのすばらしさを世の中に伝えていけるように、頑張ってページを獲得していこうと今日は励まされる思いでした」

      (医療者)
      「個人で開業して、カウンセリングで妊婦さんとお話をしているが、医師に質問したいけど質問できない人の多いことが心配になる。
       受診時に前もってメモを提出して質問を出さなければ話しかけてはいけないようになっている病院までがあるという。予定日どおりに誘発をして吸引分娩で出産したという人たちが「自分で産めなかった」と気持ちを話されて涙されるの。本当に辛い」

      (医師)
      「私たち医師も自分たちの状況を発信してこなかった。反省の上で、女医がしっかり自立できるような仕組みを後輩たちには全力で残したい。お産ができる地域を残すのもまた自立した妊婦さんがあってのこと。医師や医師会に何をして欲しいか、皆さんに教えていただき頑張りたい」

      (バースコーディネーター)
      「高校生の娘が希望するので、助産院に職場体験(修行)に行かせました。お産を取り上げる助産師さんを目の当たりにして、もうすごく感動して『勉強頑張る!絶対助産師になる!』と帰ってきました。
       家族立会いの私のお産を通じて娘に伝えられたこと、次の世代にお産って良いよ。産科の仕事は素敵だよと伝わって嬉しい。少子化とか産科減少とか超越して次の世代に産むことのすばらしさを伝えていきましょうよ」

      (妊婦)
      「集約化された大病院での帝王切開が決まり、不安と抵抗感の中ですごしていました。でも自分がお産に望むことをバースプランとして医療者にアピールする勇気がだんだん沸いてきました。
       2ヵ月後にお産してみて、集約化された中でも望んで努力すればいいお産ができるということを発信できれば嬉しいし、もし納得いかないことがあれば、そのことをちゃんと病院に伝えていって、次の人がいいお産ができるように考えていってもらおうと思えました」


       ワークショップ形式で、お産・子育てできる地域を守り、医師・助産師が増える長野県にするためのアイディアも出し合いました。

      ・分娩施設の集約化が進む中で、安全・安心なお産を実現するためには?
      ・生む力を発揮できる心と体作りをするためには?
      ・家族と地域の力を高める『お産と育児』をするには?
      ・日本のお産をよくしていく気持ちや行動を継続するためには?
      ・産科医・助産師が沢山いる長野県にするには?

       1000枚を超えるポストイットに会場参加者それぞれからアイディアが出され、掲示板を彩った。「無理だ」「やってくれっこない」ではなく、「どうしたら実現できるだろうか」「(1000ある中ならそのうち3つだけでも)自分でもできることはどれだろうか」と考えていこうと確認しあいました。

      全国リレー大会は 10月22日(日)愛知大会 (会場:名古屋YMCA 2階ビッグスペース)、11月11日(土)高知大会(会場:高知大学医学部看護学科棟)へとバトンが渡されました。

      全国8箇所でディスカッションされてきた内容を、厚生労働省への提言へとまとめ上げるファイナル大会は12月17日に東京で開催されます。



      *******

      「ほんとに何ヶ月ぶりか、久々にお医者さんからのポジティブな発言を聞けて今日は本当に嬉しい。こんなお医者さんがいてくれるってすばらしい事。」
      「医師も、助産師さんも、行政の方も、教育者も、報道も来てる。そして妊婦さんだけじゃなくお母さんも、家族連れでこんなに・・・。全員参加で地域のお産を考えてくれている。この民度、長野県は日本じゃなくてオーストラリアか!?と感じるほどです。」

       東京から来ている全国リレーの講師陣が今日を終えての打ち上げ会で語っていらした言葉が印象的でした。
      お産情報レポートcomments(0)trackbacks(2)|-|-|by usiki@篠ノ井

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        上田でお産の課題話し合う (南信州新聞)
        コメント(私見) 会の冒頭で早乙女智子先生が報告されてましたが、日本有数の大都市
        • ある産婦人科医のひとりごと
        • 2006/10/04 6:11 PM
        テレビ番組の紹介
        ****** 長野朝日放送(テレビ朝日系列で全国放映)http://www.ab
        • ある産婦人科医のひとりごと
        • 2006/10/06 7:14 PM
         
        Others
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        県立こども病院も取材されています。お産ってどういうことなんだろう。と入門的に読むことができると思います。
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